夏休みに入ったばかりの頃、隣の校区で学童クラブを立ち上げようとしている人から、運動の進め方について相談の電話があった。2−3回電話でやり取りしたが、地区の自治会長さんに学童クラブの立ち上げの協力を依頼しなければならないのに、学童保育についてうまく説明できるか自信がない、という。
私も学童保育に長い間お世話になっていて、多少のことは説明もできるし、説明用の資料も少しはあるので、いくつかの資料を渡す約束をした。
その約束の日が今日だった。
現れたのは保育園児を持つお母さん3人。うち一人は1歳前の赤ちゃんを連れていた。
既に来年度新設するのは別の校区に決まっているらしいことを説明。立ち上がりが遅かったことを悔やんでいるようだったが、今はとにかく自治会長の協力を取り付けるのが先決。今日説明した事柄を元に、自治会長にかけあうという。
彼女達の校区、何年も前から学童クラブが欲しいという人はパラパラとは居たのだが、結局具体的な動きをし始めようと輿をあげる人がいなくて今日に至っている。
欲しいと思ってもなかなか動き出せないものなのだ。結局、苦労を買って出る人は少ないということだ。そういうなかで、動き出そうとしたことが偉いと思う。
これから運動を進めていくうえで、もしかしたら、周りの協力が得られず嫌な気持ちになることもあるかもしれないが、がんばって欲しいと思う。
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