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すごく気持ちイイらしい・・・REXSTORES


■■ Solaris7 で netatalk を使う ■■

〜こうしたら sparc版Solaris7以降でも新しい netatalk が使える〜

    要は 32bitカーネルで運用すれば良いのだけれど、それじゃ何のために Solaris7 にしたんだか、、、

大前提: gcc と WorkShop 5.0 がインストールされていること

Special Thanks: http://hp.vector.co.jp/authors/VA006099/

  1. ソース(netatalk-1_5pre6_tar)をダウンロード http://sourceforge.net/projects/netatalk
  2. 必要なツールのインストール
    • 以下をインストール。とりあえずバイナリを sunsite から頂いてくる。
      autoconfig, automake, bison, flex, m4
    • もしかしたら make もあった方がよいかも
    • tcpwrapper。CAP と違ってゾーンさえ見えれば接続できるようなので、アクセスコントロールのために
  3. configure
    • 肝は tcpwapper を使用するということと、デフォルトだと /opt にインストール されてしまうので、それがいやな人はインストールディレクトリを指定するということ。
  4. ちょっと姑息に sys/solaris/Makefileを書き換え
    • ここまでの手順で makefile の CC は gcc になっているので、ドライバだけを 64bit モジュールにするために sys/solaris/Makefileを書き換える。といってもコメントにある通り、gcc ではなく WorkShop5 の CC が通るようにコメントを付け代えるだけ。
  5. コンパイル&インストール
    • tcpd.h を /usr/local/include に、libwrap.a を /usr/local/lib にインストールし、環境変数 LD_LIBRARY_PATH に /usr/local/lib を設定する。
    • あとは普通に
      % make
      # make install
      # cd sys/solaris; make kinstall
    • 参考ページの手順だと一般ユーザでコマンド類をインストールしておいてから、スーパユーザでドライバをインストールするとなっているが、ドライバ以外にも /etc 等に書き込みに行くため、それ以降インストールが失敗する。
      ここは参考ページをあてにしてそのままスーパユーザでインストールする。
  6. 設定&起動
    • /etc/netconfigに以下の行を追加
      ddp tpi_clts - appletalk ddp /dev/ddp -
    • atalkd.confに netstat -i で表示されるインタフェース名を書き込む。
    • /etc/rc2.d/S79atalk 内のデーモンのパスを書き込む。
    • いざ、起動
      /etc/rc2.d/S79atalk start
      とっても時間がかかってどうなることかと思うが、このときにatalkd.confの書き換えもやっているようだ。
    • Macから繋げてみると、おぉ、見えますね。
  7. あとは細かい設定をして終わり。tcpwrapper も忘れずに。ところが、、、

 


2002.01.08